天辰スマートモデル街区プロジェクト

再生可能エネルギーを活用したゼロエネルギーハウスや防災設備(見守りカメラ、かまどベンチ、蓄電池)、ICTを活用した地域ポータルサイトの設立により「21世紀の低炭素社会」に向けた新しいタウンを整備し、再生可能エネルギーの推進及び転入者も含め定住人口の増加を図ることを目的としたスマートタウン整備計画により進められるプロジェクトです。

その区画の愛称はAI TOWN天辰

22BLでは、昨年度11月モデルハウスが完成し、週末に継続してフェアが行われています。
(平日は各ハウス外観のみご覧いただけます。平日内装をご覧いただきたい方は各ハウスメーカーにお問い合わせください。)

AI TOWN天辰進捗記

第0回安全祈願祭。第1回22BL宅地造成。第2回22BL給水管引込工事。第3回22BL建築着工前作業。第4回22BL建築着工開始。第5回57BL土地造成開始。第6回57BL側溝。第7回AI天辰。第8回22BL歩道・ポケットパーク。第9回22BLモデルハウス・ポケットパーク。第10回22BLモデルハウスオープン。番外編関係者視察説明会。第11回57BL水道工事等。第12回57BLポケットパーク・コミュニティ広場着工中。第13回57BL集合住宅安全祈願祭。第14回57BL戸建住宅地分譲開始準備等

今回は57BL集合住宅ゾーンについての進捗状況です。
薩摩川内市が抱える様々な課題に対して、エネルギーの利活用を通じて、低炭素と地域活性化を目指すAI TOWN天辰内の集合住宅ゾーン(店舗・保育所つき共同住宅)です。

レポートでは前回から間が空いてしまっていますが、工事は着々と進んでいます。鹿児島県スマートハウス推進協議会の記事1記事2で途中の様子も見られます。

集合住宅ゾーンはレストランや集会所、居住住宅が入る予定のA棟、認定こども園、家族向けの居住住宅の入る予定のB棟に分かれます。

建築段階ではA棟はレストランや集会所部分、住居専用部分で、構造も違っているそうです。
レストラン集会所の方は柱と梁のフレームで建物を支え、自由な空間をつくりやすいラーメン構造。
住居専用部分は床・天井・壁×4と合計6枚の壁で空間を構成する構造「壁式構造」で地震に強い構造ともいわれています。

A棟のラーメン構造部分は1階部分から、基礎・鉄骨が組み立てられ、柱、壁、床を作る過程に入っていました。躯体配筋(棟に鉄筋を配置した状態)で、近いうちにコンクリート打ちがなされます。

A棟の壁式構造の方は、6枚の壁を作っているところです。
外側からみた写真。

内側を見た写真

床のコンクリート打ちがされる前日の写真です。

そして、A棟。大きいです。


A棟ラーメン構造と同じように躯体配筋されています。

B棟からA棟方向をとらえた全体図

完成は今年度3月を予定しています。順調に工事が進んでいるようです。
コロナ、熱中症等心配な年でもありますが、各自体を休めていたり、水分補給等もされていたりしました。
安全安心に工事が進みますように。

1階部分が建つだけでも、大きく景色が変わったように見えます。
今後の進捗もお楽しみに!