こしき島「みらいの島」共同プロジェクトで導入された40台がどのような活用・情報の発信をされているか、ご紹介する通信【こしき島「みらいの島」共同プロジェクト通信】も2巡目です。
実証期間の3年間、引き続き通信をお届けしてまいります。各事業さんの日々の取り組み、活用の様子をご覧ください。2巡目はインタビュー形式でのお届けです。

まずはじめに、地域おこし協力隊の紹介をお願いします。

薩摩川内市の人口減少や高齢化の進む地方に都市部の人材を誘致し、その定住・定着を図ることで地域力の維持・強化を図っていくことを目的とした総務省の事業です。
現在薩摩川内市から各地域への派遣者(隊員)は15人。様々な地域で活動中です。この「みらいの島」プロジェクトの電気自動車を利用しているのは、上甑地域担当。上甑島の地域活性化のために活動しています。

電気自動車の利用方法はどのようにされていますか?

島内移動など、公用車としての活用しています。以前、ご紹介した電源利用イベントでのサポート車、1巡目でご紹介した電気の通っていない施設(長目の浜展望所)での展覧会のための主電源として利用しました。
最近では里のトンボロの先、トノサキに鹿の子百合の段々畑に彫刻の看板を作っているため、その材木を運ぶことなどに利用しています。 

電気自動車の利用から、地域の方とのつながりが感じられますね。

看板の材木を加工するため、工場にもっていく前の材木

工場で製材した後

どのような看板が出来上がるのでしょう。百合の季節は6月下旬から8月上旬。こしき島の里のトンボロの先、トノサキの 鹿の子百合の段々畑 観光地として楽しむ魅力も増えそうです。