3/9の「おはよう!次世代エネルギー」は【田中石油ガス株式会社 新エネルギー課 上桝 康孝さん】【同 企画室 田中 大地さん】に出演していただきました。
今年度11月に開校した「薩摩の國シティセールス大学 企業のチカラ学部 次世代エネルギー学科」についてお話しいただきました。
上桝さんは、ホームエネルギー部新エネルギー課に所属で、以前もZEH住宅についてお話いただきました。
田中さんは、企画室長で、会社全体での取り組みをされています。
まずはじめに当課課長より、薩摩の國シティセールス大学についてお話させていただきました。
薩摩の國シティセールス大学 企業のチカラ学部 次世代エネルギー学科」では、次世代エネルギー施設の発電の仕組みや授業と供給のバランスを管理する仕組み等を理解し、エネルギー管理をする等の次世代エネルギーを活用して、事業拡大(企業)を図れる人材を育成することを目的としております。
11月の開校以降、いままで、12月・1月に3回の講義を受けていただいた後2月21~22日に東京の勉強会を開催しました。本日は、その勉強会を含めて、エネルギーとの関わり等をお話しいただきます。
一日目は富士電機㈱さん、富士通㈱さんの「エネルギー関連ビジネスの取り組みと今後の展望」、㈱東芝さんの「水素社会に向けた取り組み、再エネ水素による自立型エネルギー供給システム」をテーマに勉強しました。
世界の取り組み事例、水素の現状、利用方法等の学びができました。CS大学としても、生徒さんとしても起業が目標で、世界を通しての「脱炭素革命」先端技術の勉強をして未来につながることを勉強していきたい、と考えられたそうです。
二日目は、事業構想大学とは、会社の経営者がアフター5に行くような場所です。「官民連携で取り組むエネルギービジネスの事例」「次世代エネルギーの最新トレンド、国内外計画等の最新情報」について、副所長の織田先生にお話していただきました。地域に根付いたドイツのシュタットベルケ経営のことを学び、どのようなエネルギービジネスがあるか学びました。
その後、東京スイソミルに行き、水素を今後、日本でどのような使い方をされてていけばいいか等学びました。
田中石油ガスさんは、2/17・18の次世代エネルギーフェアで、水素自動車2台と水素ステーションを展示していただいていました。
というのも、田中石油ガスさんと関わりのあるガソリン計量機を製造されている業者さんが、高圧水素ガスデスペンサー(水素ステーション)等を製造されているから、とのことでした。
もともとガソリンしかしていなかった企業さんで、水素事業に取り組まれている。その現状を踏まえても、さらに勉強になったようです。
市民目線・石油ガスさん目線として、今後は、蓄電池システムにも注目されています。太陽光発電は、以前、FIT制度により高い価格で買っていました。そして、電気というものは自分のところで溜めるのが難しいと思われていたけれど、蓄電システムの技術の向上により現在普及が進んでいます。
また、田中石油ガスさんは、「自動車販売」に力を入れているそうです。今はガソリン車の新車が多いけれど、これからのことを考えると、電気自動車や水素自動車も販売したい。さらに、「ガソリンスタンド」にも、電気自動車・水素自動車が来てもいいのではないか、と思っているとのお声も。「車というもの自体」があっての「ガソリンスタンド」という考えであれば、「ガソリンスタンドに電気自動車が停まっていてもいい。水素自動車が止まっていてもいい。すべての人のカーライフをサポートできるよう会社がなっていけばなあ。『ガソリンスタンド=車が寄るところ。』」と新しい考え方に推移していく展望や「今回の勉強会を含め、CS大学を通して、日本の中心から鹿児島へ還元できることを考えていけたらいいです。」ともお話いただきました。
今回のプレゼントは、ENEOSクオカード500円分を5名様にでした。