9/8は【田中石油ガス株式会社 ホームエネルギー部 新エネルギー課 課長 野入 康孝さん】に出演していただきました。

田中石油ガス株式会社 ホームエネルギー部 新エネルギー課では、太陽光発電システム・蓄電池の販売、「Drおうちのエネルギー」エネルギー診断、ZEH住宅(外皮性能(高断熱・高遮熱)・一次エネルギー消費量の算出、BELS認証(建築物省エネルギー性能を数値化すること)代行申請)、SII補助金(国のZEH住宅補助金)の代行申請についてのお仕事をされています。

最初に最近、CMなどでも多く聞かれるようになりましたZEHとは何かについてお話しいただきました。
ZEHとは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略。
住まいの断熱性・省エネ性能を上げること、そして太陽光発電などでエネルギーを創ることにより、年間の一次消費エネルギー量(空調・給湯・照明・換気)の収支をプラスマイナス「ゼロ」にする住宅のことです。
わかりやすく言うと、家庭で使う電気量より家庭で作る電気量の方が上回っている住宅のことです。
必ずつけないといけないものは、太陽光発電システム、高効率のエアコン、HEMS、LEDだそうです。

なぜ、いまZEHが広がっているの?
⇒いま国では、「エネルギー基本計画」(2014年4月閣議決定)において、「住宅については、2020年までに標準的な新築住宅で、2030年までに新築住宅の平均でZEHの実現を目指す」とする政策目標を設定しているためです。
その根底には2015年7月に策定された長期エネルギー需給見通し(エネルギーミックス)で、省エネルギーについて、石油危機後並の効率改善(35%程度)を見通しとして示しており、その実現のためには、住宅そのものの省エネが不可欠となっている、ということが挙げられます。

ZEHにすると、補助金が出るという部分もあります。
今年度、国から定額75万円+蓄電池kW当たり4万円(最大40万円)、
薩摩川内市では、地球にやさしい環境整備事業補助金も活用していただけます。
ZEHを一棟建てると建設費がかかってしまいますが、その分補助金を受け取ることができ、
住み始めてからの生活費を節約することができる。

再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度の関係のお知らせです。
太陽光発電など再生可能エネルギー発電設備を設置されている方へ、固定価格買取制度(FIT)の制度改正に伴い、平成24年7月から平成29年3月までの期間に太陽光発電などの再生可能エネルギー発電施設を設置された方は、新制度への移行手続きが必要です。手続きがなされない場合、現在の価格での電力買取ができなくなる場合がありますので、確認のうえ、早めに手続きをしてください。
*なお、制度改正の内容や、申請手続き方法についての詳細は、経済産業省資源エネルギー庁のホームページでご確認ください。
申請期限=9月30日 太陽光発電システム10kW未満は12月31日まで 電話番号0570-057-110
受付時間 平日9時~18時

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