2019.1.28 本市の地方創生の取り組みである「薩摩川内市竹バイオマス産業都市構想」の中の「竹バイオマス・エネルギー分科会」と「竹の収集・処理地域システム分科会」の両分科会を合同開催しました。
今回は、薩摩川内市が今年度、環境省の事業を活用して実施している竹等の地域未利用バイオマスの利用可能量調査や地域内の熱利用等の需要調査、そして、既存設備との比較による事業可能性調査の結果について、調査委託先である八千代エンジニヤリング(株) 四條雅之様より、具体的なデータやシミュレーションを提示しながら、ご報告させて頂きました。
続いての情報共有では、「竹の収集・処理地域システム分科会」の幹事である中越パルプ木材(株)の近藤幹事より、今後の竹の本格的な利活用にあたって求められる国際的な森林認証制度(FSC認証)の現状や対応方法等について共有させて頂きました。
今回の合同分科会を受けて、特に関連性のある両分科会では、供給(入口)から需要(出口)までのシステム全体のバランス確保やそれを担う実施体制の構築を目指した活動を進めて参ります。