1/4「おはよう!次世代エネルギー」は【次世代エネルギー対策監 久保 信治】が出演させていただきました。

今回は、年始という事で、平成31年の抱負をお話させていただきました。

まず、さかのぼること2011年。10月から新エネルギー対策課が設立され、8年目に突入しています。
ビジョン・行動計画。次世代エネルギーに関する事業計画から始まり、いろいろな方とお話し、実証実験等を行ってきました。

今年度は昨年度より部の再編もあり、「人材づくり」「新規産業の創出、仕事の創造」に力を入れています。
今まで実証試験・実験を行っていた事業をビジネスとして、実装化しようとしています。
例えば甑島で行っている「リユース蓄電池事業」について。
再生可能エネルギーをリユース蓄電池に蓄電するシステム。
昨年9月、北海道胆振地方を震源とする地震によりブラックアウトが起こりました。
大規模電力に頼らず、途中に途中に蓄電池を置くという方法も考えられます。その途中の蓄電池に「リユース蓄電池」を実装すれば、これから数年さらに普及がされていく電気自動車。点検・整備により「バッテリー」の入れ替えも増えていく中、そのバッテリーを使うことが有効になっていくことでしょう。電気自動車の使い終わったあとの社会実装を進めていきたいと思います。再生可能エネルギーの有効利用につながります。

また、具体的に仕事に落としていく事業。
課名通りエネルギーの取り組みも多くしておりますが、最先端素材の取り組みも行っています。
竹からまさかこんな素材が!「竹セルロースナノファイバー」です。
鹿児島県・薩摩川内市の遊休資産の代表。古くは生活はもちろん、家屋にも利用されていたりと人の身近で使われていました。100年ほど前からプラスチック製品も出てきて、需要が落ちていきました。
そうした状況から、竹が山を侵食、竹害が言われるようになりました。
そこで、新しい竹の利活用方法のひとつで、「竹セルロースナノファイバー」が挙がってきました。
竹には、・イメージが「日本」・成長力が強く、成長が早い。・CO2を吸収する。・環境にやさしいといったようなほかに行かせる性質もあります。
竹セルロースナノファイバーは、「軽くて強い」という言葉は先行しつつ、「どういうふうに使えばいいのか」知られていなかった実情もあり、30年10-11月に講座を開いきました。座学・実験を通して「こういう使い方があるのか」と参加された方々の目が変わりました。
「軽くて強い」部分でない使い方、例えばドレッシングに混ぜると分解しないなど。それぞれの業種の方へのヒントになりました。

マチをつくること。
天辰地区にスマートハウスがたくさん(100世帯ほど)固まってできるような、モデル的な街をつくっていこうとしています。
中心市街地ではICT、IoTをつかった取り組みを行う予定です。
わくわくするマチ。住む方々の意識も高く、それが横展開できるよう民間の方々と協力して作っていきます。

今後とも、よろしくお願いいたします。

今回のプレゼントは次世代エネルギー課セット福袋を2名様です。
番組内で出題された●クイズの答え●住所●連絡先●氏名●(あれば)あおまるクラブ会員番号をFMさつませんだいまでメール・FAXでご応募ください。