3/23の「おはよう!次世代エネルギー」は【南日本ガス株式会社 製造係 福重 博さん】【株式会社柳山ウインドファーム・株式会社ワット 永田哲崇さん】に出演していただきました。 

今年度11月に開校した「薩摩の國シティセールス大学 企業のチカラ学部 次世代エネルギー学科」についてお話しいただきました。 

福重さんの所属する南日本ガス㈱は、都市ガス会社として、昭和41年に薩摩川内市で創業されました。徹底した保安の確保と技術開発に取り組み、ガス事業を通して地域開発と都市づくりに貢献されています。福重さんは都市ガス事業の家庭のガスの保安確保。安定供給のための製造係の担当をされています。
永田さんは、㈱柳山ウインドファームでは風力発電による売電事業、㈱ワットでは柳山ウインドファーム発電所の運営・管理をされています。

薩摩の國シティセールス大学 企業のチカラ学部 次世代エネルギー学科」では、次世代エネルギー施設の発電の仕組みや授業と供給のバランスを管理する仕組み等を理解し、エネルギー管理をする等の次世代エネルギーを活用して、事業拡大(企業)を図れる人材を育成することを目的としております。
11月の開校以降、いままで、12月・1月に3回の講義を受けていただいた後2月21~22日に東京の勉強会を開催しました。本日は、その勉強会を含めて、エネルギーとの関わり等をお話しいただきました。

<東京勉強会で印象に残っていたこと>
永田さん まちづくりという観点から、「官民連携で取り組むエネルギービジネスの事例」で取り上げられていた高知県の梼原町のエネルギーをもとにした観光づくりを参考にして、自分の町でどう活かせるか、という視点から勉強しました。ほかの事例として、地域に根付いたドイツのシュタットベルケ経営にも興味を持ちました。エネルギーを地域に落として、そこで使っていくという取り組みを、風力発電でできることとして考え、「水を風力発電の電気で電気分解し、発生した水素を完全に自然エネルギーで賄う。
福重さん ガス会社にお勤めということもあり、「水素ガス」について非常に興味を持たれました。身近なものでは、次世代エネルギーフェアでも展示されていた燃料電池自動車など水素を燃料として走る車もありますし、現在は、ほかに東京駅から東京ビッグサイト間を水素を燃料とした燃料電池バスが運行していること、燃料電池フォークリフトの活用など、水素活用も進んできているようです。

<シティセールス大学に入るきっかけ>
福重さん 会社から「次世代エネルギーを学べる機会のある大学がある」とおすすめされました。
永田さん 東京に出て就職したのち、薩摩川内に戻り、働いているため、この機会に「一からエネルギーを学んでみよう」と考えました。

<シティセールス大学に入って>
自分で考える事、みんなで意見を出し合う機会が多く、講義の主となっているため、協力して進められています。全員で成果が出せればと思っています。普段交流のない市内の異業種の方や、同業の方たちが集まっているので、いろんな視点からの考えや意見が出て、勉強になるし、とても刺激になっています。

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ラジオでのお二人の様子は、ふるさと薩摩川内をよくしたい、という共通のお気持ちが根底にあり、熱意も感じられました。いろいろ相談もされたりと、大学を機につながりが広がっていることを感じました。

今回のプレゼントは、5合炊き炊飯専用鍋(リンナイ温調機能炊飯専用鍋)(ガスコンロで利用いただけるタイプのもの)を1名様にでした。