9/2は【九電みらいエナジー株式会社 開発本部 山北 孝幸さん】【九電みらいエナジー株式会社 企画本部 湯越 美紀さん】【新エネルギー対策課 井上 貴志】に出演していただきました。
九電みらいエナジーさんは九電グループ内の既存の再生エネルギー発電事業を集約し、2014年に設立されました。
再生エネルギー(太陽光・風力・バイオマス・水力・地熱)発電の開発・運営に取り組んでいる会社です。現在九州32か所で発電をしています。
薩摩川内市とは総合運動公園防災機能強化事業で関わっています。
太陽光発電、蓄電池の設計・工事・運用を行なっていただいています。
今回、9月~来年1月まで蓄電池・スタンドコンセントの設置工事を行うことになりました。
今回のコンセントは非常時だけでなく、いつでも安全・安心な電気を使ってもらいたいとの思いから始まりました。
自家消費用の太陽光発電した電気を蓄電池に貯める機能を使い、その電気を皆様に供給するためのコンセントです。
蓄電池を介してのスタンドコンセントの設置は九電みらいエナジーさんとしても初めての試みです。
新しい技術を取り入れ、薩摩川内市のエネルギー事業はどんどん進化をしていきます。
九電みらいエナジーさんの再エネ事業等の取組みも紹介していただきました。
<地熱発電>
地熱発電は地下数千メートルの深い井戸を掘り、厚くなった地熱資源(蒸気と熱水)をくみ上げて、その蒸気や熱でタービンを回して発電します。熱水は井戸を通じてまた地中へ戻します。この方式はフラッシュ方式といい、世界各地で広く採用されています。
大分県九重町にある菅原バイナリー発電所(地熱発電)について。
水より蒸発しやすい(沸点36.1度)ペンタンなどの媒体を地熱蒸気で加熱して蒸発させ、倍菜でタービンを回して発電する方式のバイナリー方式でも発電しています。
この方式は地熱蒸気が低い温度でも発電できるのです。
<バイオマス発電>
宮崎県川南町にあるみやざきバイオマスリサイクル発電所では、
鶏の糞をボイラーで直接燃焼し、発電する方法をとっています。
燃焼後のものは肥料として還元します。
<潮流発電>
28年度、環境省は「潮流発電術実用化推進事業」について、事業者の公募を行い、選定されたそうです。
一定の規則性を持った自然エネルギー潮汐力により、どのような発電ができていくのでしょう。
このように、九電みらいエナジーさんは薩摩川内市だけでなくほかの地方自治体と共同して行っていらっしゃいます。
日本全体が再生エネルギー発電事業を広めていこうとしています。
九電みらいエナジーさんは再生可能エネルギー発電事業は初期に投資・費用が掛かりますが、
今後いろいろな場所へ広がっていくために、日々、技術を磨かれています。
薩摩川内市も今後とも技術提案ご掲示していただきながら、一緒に事業を進めていければいいとおもいます。
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