7/29は【日本工営 二宮 建さん】【日本工営 須賀原 将太さん】に出演していただきました。

日本工営さんは建設コンサルタントという職種で、皆さんの身近にある、道路や河川、電力などのライフラインや、防災、環境、まちづくりなど、主に公共事業を進めていくために必要な、調査、計画、設計や企画運営といった仕事をしています。
そのなかで今回来ていただいたお二人は情報システムや電気自動車などの先端技術を街づくりや防災に生かしていく仕事に携わっています。

日本工営さんとは、小鷹水力発電所で実証事業、超小型モビリティ(一人乗りの電気自動車)を走らせる実証実験も行なっています。

小水力発電は川の水を貯めずび、流れをそのまま使うため、適材適所ですごく使いやすい発電設備です。

今回は7/11~7/19行なっておりました「福島→鹿児島EVリレーマラソン」についてお話していただきました。

どんな企画だったのか、振り返りです。

薩摩川内市で地域のために電気自動車を活用したいという考えがあり、
日本工営さんの福島営業所にある日産リーフを薩摩川内とカーシェアリングをしたい。ということから始まりました。
ただ、はこんでくるだけでは面白くないので、川内まで走ってこれるか試してみよう。との挑戦企画が生まれました。
新エネルギー事業をPRながら、小水力関係施設や次世代エネルギーパークなどを回ってリレーしてきました。

課題はやはり、「充電施設がないのではないか」というところでもありました。
実際、やってみて、日本縦断できれば、日本どこでも皆さんも電気自動車使えるぞ、ということを証明することができました。

運転手に選ばれたのは、各支店の特に元気な方々です。トータル20名ほどのリレーとなりました。
社内でこの企画のお話が出た時の反応は?「おもしろいね!」と意見が多かったのですが、「じゃあ、実際どうやって行く…?やるのが、難しいのでは…」という不安もあったそうです。
日本工営さん、日産自動車さん、薩摩川内市との話し合いの中で作り上げました。

お二人は福岡(博多)から薩摩川内市向田公園の運転手をされていらっしゃいました。
途中の充電スポット、博多から鹿児島までたった2回のみの充電で来ることができました。
充電スポットの近くには大体冷たいアイスが発売されていたりなど、あの暑い中、休憩にももってこいの場所だったそうです。

充電スポットは(スマートフォン対応の)「EVスマート」というアプリで自分の位置と近くにある充電スポットが出てくるそうです。焦らずに見つけることができます。
そのアプリを立ち上げると、20分~30分と遠い場所が示されそうな感じもしますが、
実際のところ、5km走ればすぐ行けるくらいだったそうです。
エコドライブに努めながらも充電割合も50%切ることもなく、充電できました。

普通・急速充電器の充電スポットは日本国内約23,000基あります。ガソリンスタンドは約35,000ヶ所あります。追いつくようどんどん増えています。

電気自動車の使用感について
乗った感じは普通車と変わらないそうです。
島根でベタ踏坂チャレンジをしましたが、そこでの担当ドライバーさんは、違和感なく、「あれ?終わった??」という感じたっだそうです。
コンパクトカーくらいの馬力があったように感じたそうです。

今後自動車は、電気自動車、ガソリン車は、適材適所で、車の選択は進んで行っていくのだろうと思います。

ゴールの瞬間は??
「日常、あんなに大勢の人々に迎えられる機会もなく、観客の皆様が温かく迎えてくださり、うるっときて感動しました。」
「やりきってよかった、という達成感がありました。」

タスキ代わりのフラッグにはいろいろな方の想いが書かれてあります。
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福島ナンバーの日産リーフを薩摩川内市で見かけた際には「これが福島から来たEVか!」と思い出してもらえるとうれしいです。

今後のEV活用に関しても、薩摩川内市とともにお話し合いで、お世話になります!

リスナープレゼントは、タオル&うちわです。6名様に!!

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