2月19日、出前授業を新校舎である東郷学園義務教育学校で行いました。
6年生の2学級50名に行いました。
エネルギーや薩摩川内市のことについて次世代エネルギー課と座学、九州電力より実験などの授業を1時間ずつ行います。

座学では、日本のエネルギー事情のDVDを見ます。そしてどんな発電の種類があるのか、発電方法の中で日本が一番の発電をしているのはどれか、発電方法それぞれのメリットデメリットなど、詳しく学びます。
DVDの最後のクレジットに「薩摩川内市」と出てきて、それにハッとした児童もいました。出前授業で使うDVDは薩摩川内市の子どもたちに向けて、作成をしています。

DVDを見た後は、内容の確認や、市の取り組みについて知ります。
その中で何問かグループで話し合いの時間があるのですが、その質問のひとつ「地下資源がなくなってしまったら、どうなるでしょう」に「物価が高くなるかも」「国同士の関係が悪くなるかも・争いが起こるかも」と自分たちの周りだけでなく、国に関しても考えて応えていました。

これで今年度の出前授業は終了しました。提出された感想を少しご紹介します。児童の鋭い目、素直な感想です。

・134年後(石炭の可採年数)には死んでいるからいっか、じゃなくて、134年後に生きる人たちのことを考えて、何かしらの行動を起こしたいです。
・石油・石炭など地下資源がなくならないようにコンセントを抜く、温かいときはこたつ、明るいときは電気を消す、小さなことを積み重ねていきたいです。
・これからの人間の電気や資源の使い方によって未来が変わってくることがわかりました。これからは少しでも多く「節電できないかな」「電気を効率よく使うことができないかな」と自分にできることを考えていこうと思います。
・一人だけだとほぼ無力だけど、みんなで心がければとても力になると思います。
・地球の未来は今の僕たちの手にかかっているので、未来を守りたいと思います。