12月18日、出前授業を市比野小学校で行いました。
6年生22名に行いました。
出前授業とは、エネルギーや薩摩川内市のことについて次世代エネルギー課と座学を、その後、九州電力より実験などの授業を行います。

市比野小学校では毎年教室よりも大きなホールで行います。今年はホール添え付けの大きなスクリーンを使って日本のエネルギー事情のDVDを見たり、資料(どんな発電の種類があるのか、発電方法の中で日本が一番の発電をしているのはどれか、発電方法それぞれのメリットデメリットなど)を見て、詳しく学びました。
DVDを見た後は、内容の確認や、市の取り組みについて知ります。

その中で何問か問います。グループで話し合い答えるものとして、
「(地下資源(石油・石炭)がなくなってしまうかもしれないこと、地球温暖化の影響を考えた上で)これからどうすればいいだろうか。」という質問に市比野小の子どもたちからは
「節電をする」「電気を蓄える方法を考える」「自分で発電する」などいろいろな方向からの意見が出てきました。
そこから「発電って自分でできるの?」という別の子の疑問も上がっていたり、話し合いによっていろんな考え方に触れた授業となりました。オフグリッドの考え方、テレビ番組等でも取り上げられる機会もありますね。

そして、座学の時間はお楽しみ、九州電力さんの実験中心の授業です。
発電の理科の授業は(教科書上)2月にあるため、手回し発電機を使い電気が何に変わるのか、「発電が自分でもできる」こと自体に気付きがあったり、自転車発電で「安定して電気を作ること」が大変なことであることを学んでいました。

次に火力発電のしくみ・蒸発を。待つ時間にちょっとした電気の豆知識も学びました。
最後には、電気の恐ろしさを感じるため、感電体験をしました。
それぞれに知ったこと、考えたことがあったと思います。これからもいろいろなお勉強、頑張ってください。