11月26日、出前授業を高来小学校で行いました。
6年生26名に行いました。
出前授業とは、エネルギーや薩摩川内市のことについて次世代エネルギー課と座学を、その後、九州電力より実験などの授業を行います。

まず、日本のエネルギー事情のDVDを見ます。どんな発電の種類があるのか、発電方法の中で日本が一番の発電をしているのはどれか、発電方法それぞれのメリットデメリットなど、詳しく学びます。

DVDを見た後は、内容の確認や、市の取り組みについて知ります。

その中で何問か問います。グループで話し合い答えるのですが、「地下資源(石油・石炭)がなくなるとどうなってしまうか。」という質問に高来小の子どもたちからこちらもハッとする応えが返ってきました。
多くは「電気が使えなくなる」「不便になる」と周りに目を向けた応えが返ってくるのですが、

今年の高来小学校の皆さんの意見には「日本の経済力が落ちる。」というものもありました。
理由は、「地下資源がなくなると、電気が使えなくなる。⇒日本の技術・経済は電気を使って行っているものが多いため、それぞれの経済力が落ちてしまうから。」と日本の現状を踏まえて論理的に考え、発表していました。6年生でこのように考えることができていることに、感心し、負けてはいられない、と思うのでした。

そして、座学の時間はお楽しみ、九州電力さんの実験中心の授業です。
手回し発電機のあと、自転車発電で「電気を作ること」が大変なことであることをまず学びます。
次に火力発電のしくみ・蒸発を。待つ時間にちょっとした電気の豆知識も学びました。
最後には、電気の恐ろしさを感じるため、感電体験をしました。



それぞれに知ったこと、考えたことがあったと思います。これからもいろいろなお勉強、頑張ってください。