11/16「おはよう!次世代エネルギー」は【株式会社岡野エレクトロニクス 管理部部長 田代 充明さん】に出演していただきました。
㈱岡野エレクトロニクスさんは、樋脇町に工場を立地・操業され35年。半導体の製造をされていらっしました。現在は、その経緯を生かし、主に自動車の電子部品・医療関係の機械の電子部品の組み立てをされています。また、光ファイバーケーブル、センサー部品製造となど、最先端技術を支える会社です。メイドイン薩摩川内LED灯スマコミライトお製造販売をおこなわれています。
今回は、第一分科会の幹事をしていただいてる竹バイオマス産業都市協議会に関することをお話していただきました。
竹バイオマス産業都市協議会では、テーマ別に分科会を設けています。
第一分科会「産業用高機能材料分科会」
第二分科会「市場向け製品分科会」(竹紙、竹酢液、竹炭などなど)
第三分科会「竹セルロースナノファイバー活用促進分科会」
第四分科会「竹バイオマス・エネルギー分科会」
第五分科会「竹の収集・処理地域システム分科会」
田代さんに幹事をしていただいる第一分科会「産業用高機能材料分科会」は、竹本来の素材、良さを産業に向けて作っていこう・使っていこうと、職種の違う会員互いに勉強しながら新しいものを作っていきたいと思っています。今後の分科会について竹本来が持つ特性を材料として先進地になれるよう、進めていきたいと思っています。
また、田代さんには、セルロースナノファイバー(竹セルロースナノファイバー)の幅広い展開や用途開拓につなげるためのセルロースナノファイバーの研究詳細、実験・実践等を含めた講座にご参加いただきました。
その感想をお話いただきました。
セルロースナノファイバーは世界的に「夢の素材」と言われ、将来的にはいい素材なのだろうけど、現段階では活用・製品化が難しく、これからの課題である、と考えられたそうです。
魅力はたくさんあり、☆環境に害を与えない。☆軽さ、硬さ。
この優れたところをどう使っていくかが課題になりそう、ということでした。
㈱岡野エレクトロニクスさんとしては、今後、樹脂の成型も始める予定で、その樹脂にCNFを混ぜるとどうなるか。というところに着目しています。
・堅いものが作れないか。
・竹は柔軟性も持っている。そこを活かせないか。
・竹のイメージが製品にも表れる。
CNFは、現在、様々な分野での活用に向けて取り組まれています。
世界的、将来的にはいい素材であるため、鹿児島県だけでなく、県内外製造業・研究所幅広い関心を持ってもらっている素材であるので、これからの課題を認識し、「こうすればいい」というものを探していきます。
今回のプレゼントは喜多方ラーメンを5名様でした。