薩摩川内市内の小中学校に、地球環境や薩摩川内市のエネルギーに関する学習をお届けする
【”出前”授業】
今年も始まりした!!
例年2学期から3学期にかけて計画しているこの出前授業。理科の時間や技術の時間を利用し、九州電力さんと薩摩川内市の合同で児童・生徒のみなさんと楽しく、時には驚く授業をおこなっています。
令和3年度第1回目は、水引中学校3年生のみなさんと授業を行いました。
まずは、『エネルギーに関する授業』
世界における日本のエネルギー事情の今について。
・日本のエネルギー使用量や自給率
・エネルギーを創り出すための材料をどれだけ海外に依存しているか
もし化石燃料が尽きてしまったら?
電気が使えなくなったら?
普段はあまり考えないような質問にはてなマーク???が飛び交います。
再生可能エネルギーについて
・日本で行われている発電方法
・再生可能エネルギーの種類やそれぞれの長所,短所
大人も実はよく知らない、目からウロコな内容を分かりやすく説明していきます。
薩摩川内市のが行っているエネルギー関連事業について
・市内にある次世代エネルギー施設
・市内企業が行っている取り組み
エネルギーのまち薩摩川内市
その名のとおり、薩摩川内市内には様々な次世代エネルギーを活用した施設や設備があります。今後施設を利用する際に、
「あ!ここはたしか・・」と授業の内容を思い出してもらえると嬉しいです♪
次に、『九州電力さんの授業』
様々な実験機械や道具を使って発電の仕組みや方法をご紹介くださいました。
・火力発電の仕組み
・手回し発電機や自転車を使った発電 等
水を沸騰させることで発生する蒸気が発電のためにどのように作用するのか・・・ガスを使って説明していただきました。
そして、特に盛り上がったのが
【感電実験】!!
低圧感電装置(人体には影響ありませんのでご安心ください)を使っての実験です。冬場や乾燥した時期に、人や車のドアに触れた時など「バチッ」とくる”静電気”。これの少し強いバージョンと思ってもらえたらなんとなく分かると思います。
友達と繋いだ手を通して伝わる電気にドキドキ、びくびくの瞬間でした。
授業を受けた生徒さん達からは、
「薩摩川内市にこんなにたくさんの種類の発電設備があるとは知らなかった」
「小水力発電という言葉を初めて知った」
「未来に資源を残すために今できることを考えたい」
等、さまざまな感想が寄せられました。水引中学校3年生のみなさん、ありがとうございました。
今年度は水引中学校を皮切りに11校の小中学校へ出前授業をお届けします。
薩摩川内市の再生可能エネルギーへの取り組みや未来への課題・びっくり楽しい実験等、みんで楽しみながら学べる内容になっておりますのでお楽しみに!
2回目以降については産業戦略課facebookにてご報告します。是非、facebookをご覧ください。