4/20の「おはよう!次世代エネルギー」は【株式会社川北電工 営業部 営業企画室 係長 山下 求己さん】に出演していただきました。
今年度11月に開校した「薩摩の國シティセールス大学 企業のチカラ学部 次世代エネルギー学科」について、㈱川北電工さんの技術が使われている場所のことなどについてお話しいただきました。
山下さんの所属する㈱川北電工さんは、総合電機設備工事業をとして、地域に身近な大切なお仕事をされています。
そのなかで、山下さんは、営業室係長として、営業全般と各拠点の経営支援を担当されています。
また、広報室でCMや広告などを通じ、より良い人材採用の業務、経営革新推進室で社内の働き方改革や健康経営・業務改善提案等の業務も兼務されていらっしゃいます。
「薩摩の國シティセールス大学 企業のチカラ学部 次世代エネルギー学科」では、次世代エネルギー施設の発電の仕組みや授業と供給のバランスを管理する仕組み等を理解し、エネルギー管理をする等の次世代エネルギーを活用して、事業拡大(企業)を図れる人材を育成することを目的としております。
11月の開校以降、いままで、12月・1月に3回の講義を受けていただいた後2月21~22日に東京の勉強会を開催しました。今後も月1回継続して講義を行う予定です。
東京勉強会では、企業や世界の取り組みを学んだり、これから期待される水素ガス利用について、スイソミルという施設を見学、実体験をしました。(現状の火力発電の燃料が無限ではないこと、)電気も永久のものでないのかもしれない、ということを考えることにより次世代エネルギーを学ぶ意義も高まります。
また、東京スカイツリーに㈱川北電工さんの技術が使われているのだそうです。
スカイツリーは高さ634mもあり、高い場所(350m・450m)に展望台・展望回廊もあるため、東京を見下ろす美しい景色をみることができ、観光名所として訪れる方も多いのです。が、東京スカイツリーの大きな役割は電波塔。地上デジタル放送の送信です。スカイツリーのほぼ上部にテレビのアンテナを取り付け、川北電工さんが配電工事を行いました。現在も年に4回点検業務があるようです。山下さんも昨年その点検業務を行いました。業務用のエレベーターで、一般の方が入れる展望回廊の少し上まで上り、放送機室というところがあり、そこには日々管理されている方がいらっしゃいます。そこから安全帯をつけて、点検箇所まで歩いて階段を上がっていったそうです。垂直距離で200mほどですがシュッと真上に上がるのではなく、階段を使うのですから、時間がかかりそうです。実際一番高いところまで3~40分かかったのだとか。点検作業時間は放送をしていない時間になりますそうなると必然的に深夜ですね。上っている最中にも「今どの辺にいるのだろう。」と夜だから同じ景色で上っていったそうです。テレビで流れる映像や写真では、展望回廊の上は細く小さく見えるかもしれないですが、実際ものすごく広いのだとか。山下さん自身が確認した一番高い場所は「610m」と表示されていたそうです。そして、日が昇るころ点検が終わり、階段を下りているときに東京にかかる大きな雲海を見て感動されたそうです。このような経験をされるのですね。
今後について、シティセールス大学や会社で考えることを聞きました。
「東京は、日本や世界の情報が集まるところであり、体験できる場所でもあります。その情報を、今後どうなっていくのか、会社全体へ情報提供し、先のことまで考え、事業展開をしていくことができるのではないか、風は南から吹くといいますように、鹿児島から発信できるような夢を大きく考えています。
いま、次世代エネルギーにはどういうものがあって、世界的にはこういうことがされているということなどを学ぶ機会が多いです。ほかの場所で成功していても、鹿児島、薩摩川内市にあったものを事業を立ち上げれるように、漠然と想っています。
会社や未来のためにどういうことができるか、考えていらっしゃる山下さんでした。
今回のプレゼントは、次世代エネルギー課セットを3名様にでした。クイズのお答え、放送の感想、お待ちしています。