9/29は【株式会社日本地下技術 川内支店長 花木 茂さん】【株式会社日本地下技術 営業部主任 三本 裕加さん】に出演していただきました。
日本地下技術さんは、地面の下をボーリング機械により堀削して地下構造を明らかにする地質調査をメインにそのほか測量・設計の建設コンサルタント、さらに、工事部門をしてさく井・温泉工事ならびに斜面対策工事など地盤に関する幅広い業務を展開されています。近年は自走式ボーリングマシン「エコプローブ」を利用した津波水石物調査や最新のボーリングマシン「スーパープロープ」を利用した地中熱ヒートポンプシステムの普及など新しい分野にも取り組まれています。川内支店さんでも同システムを導入、運用しながら日々データ解析を行い、地中熱のランニングコストやCO2の削減率を算出されています。
日本地下技術さんは、スマートハウスの地質調査、地中熱ヒートポンプシステム(ヒートポンプ式温水床暖房含む)の導入にご尽力していただきました。
3年前の5月、総地盤の地質調査からはじまり、地中熱ヒートポンプという室外機を2本、(モデルハウスであることから)観測用ヒートポンプ1本(各地下100mを計3本)を施工しています。
床暖房は17.5帖分、冬はかなり暖かいと好評をいただいています。
この3年のうちには、竣工式やSH主催のイベントに来ていただいたり、企業等さんへ向けた見学会をしていただきました。
そこで、地中熱ヒートポンプシステムとは何ぞや?という疑問が浮かびますね。
⇒簡単に言うと、私たちがイメージする冷暖房の室外機の熱源が違うということです。
普通の室外機は空気を取り入れて空気中に吐き出して冷暖房を動かしている。
その空気の部分を地中に通した管に流れている水を熱源として動かしています。
その水に関して地中の温度が一定で、外気温と比べて夏は涼しく冬は暖かいのが特徴なのです。この温度差を利用することで、室内の温度を快適に保ちます。
普通の室外機は熱を排出し、都市部ではヒートアイランド現象を起こす原因の一つになっていますが、地中熱ヒートポンプシステムは地中に通した管に流れている水へ放出するためヒートアイランド減少の原因にならず、CO2削減の対策にもなっています。
スマートハウス3周年イベントや平日にお越しいただく際に、地中熱ヒートポンプシステムをご覧いただいたり、効果を体感していただくことができます。
そして、日本地下技術さんは創立50周年を迎えられました。
高度経済成長期ごろから創立者の方々はご健闘され、現在、新しい技術も取り入れながら発展されています。
川内支店さんでは、見学を随時受け付けていらっしゃるので、興味のある方はぜひご連絡されてみてください。
今回のプレゼントは防災ラジオです。
防災時に間違いなく使える「ソーラー&手回し発電」もつき、その発電した電気をスマートフォンの充電に使うこともできます。
ぜひご応募ください。