【イベントレポート】
「花と鉛筆でソーラーパネルをつくるワークショップ」
2016.9.24(土) 10:00-12:00
薩摩川内市でも本当によく見かけるようになったソーラーパネルですが、一体どんな仕組みで太陽光から電気を生み出しているのか、「自分たちでつくる」ことで体感してみるワークショップを開催しました!
講師は、神奈川県海老名市にある子どもたちの学びの場「コサイエ」で科学体験教室の講師を勤めている原島裕志さん。まだ大学生である原島さんは、高校生のときから科学実験に夢中なって自らさまざまな試みに取り組んでいたスーパー大学生。
この日は、ハイビスカスの花びらから色素を取り出して、それを炭素と一緒にステンレスに付着させることで発電できる「色素増感太陽電池」を皆さんで一緒につくりました。
できた太陽電池を連結させて、太陽光に当ててみると・・・1度目は失敗。原因を分析して、もう1度丁寧に作り直して2度目に挑戦すると、きました! 電気が発生! 電力で動く小さなオルゴールに耳を近づけてジーッと聴いてみると「ジジジジジ・・・」と小さな音が鳴っているではありませんか!
いやー実際にやってみてわかったんですけど、本当に大変ですね、電気をつくるって(笑) 自然の力を借りて電気を生み出すことの不思議さ、そしてまた大変さを多いに実感することができました。
まち全体のエネルギーをまかなうような大容量を発電することにはあまり向いていない太陽光発電ですが、家一軒の電力をまかなうくらいであれば、十分可能性のある発電方法です。今日参加してくれた子どもたちが大人になる頃には、現在以上に太陽光の力を借りた暮らしができているかもしれませんね!