本日6/3は【日本工営㈱福島事業所 システム事業部 事業部長 鈴木 哲朗さん】に出演していただきました。

日本工営㈱福島事業所はものづくりの拠点で、システム事業部は社会インフラの電力を支えている変電所・水力発電所・ダムなどの制御監視システムの設計、製造、調整試験などを行っている部署です。
北は北海道、南は九州鹿児島まで全域で活躍されています。
鈴木さんは1979年に当社に入社し40年、一貫して水力発電所の制御装置関係を担当してきました。

薩摩川内市とは小鷹の小水力発電所の共同実証を行っており、この6月で1周年を迎えました。

今回は「水車の種類について」「再生可能エネルギーの電力会社との連系について」お話ししていただきました。

水車の種類には「ダム式」「水路式」等あります。
「ダム式」は洪水調整用ダムなどを利用して発電します。台風前に水位を下げて調整を行っています。
「水路式」は川をせき止めて、その水を利用して発電します。
小水力発電所は「水路式」に当たりますね。

また、「小水力発電」という言い方ですが、一般的に消費電力「10,000kW以下」を小水力といいます。
細かく分けると「10,000kW以下を小水力、1,000kW以下をミニ水力、100kW以下をマイクロ水力」のようですが、
一般的に「マイクロ」というイメージがつかないため、大きく分けて「小水力」という言い方をしています。

らせん型水力発電は国の(制度)施行以降、件数は太陽光には及ばないけれど、増えてきています。
また、再生可能エネルギーの中で水力発電は安定した発電が可能という利点があります。

再生可能エネルギーの電力会社との連系についてですが、
まず、皆さんの電気料金明細に書かれてある、ボルト(V)=電圧は、高ければ高いほど、電気量が多くなります。
一般家庭では主に100V、工場などの大型施設では200Vを使用していることが多いです。
小鷹の小水力電力会社と「電柱から直接家庭用に電気を引き込むことができる」くらいの電圧で接続されています。
また、小鷹の小水力発電所は、規模が小さいため、接続費用が抑えられています。

また、日本工営さんとは7/11~19ごろに「EV日本縦断マラソン」として、電気自動車が福島から薩摩川内まで縦断します!こちらも、順次フェイスブックにて共有していきます。お楽しみに!

リスナープレゼントは、お菓子です!とってもおいしそうです♪2名様に!!

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