去る9月21日、れいめい中学校が取り組まれている「夢発見プロジェクト」の「薩摩川内市を知る」で甑島にフィールドワークに来られた際、「島の次世代エネルギーを学ぶ」というテーマにて、テーマ選択された生徒さんにお話をさせていただきました。

内容は「薩摩川内市の概観」「日本のエネルギーの現状と再生可能エネルギー」「薩摩川内市が目指すもの」「甑島のエネルギー事情~具体的な取り組みの概要~甑島編~」。
日本のエネルギー自給率、電力コスト、CO2排出量などの課題、再生可能エネルギーの普及率、メリットデメリット、など詳しく学んでいただきました。そして、薩摩川内市には本土だけでなく、甑島でも再生可能エネルギーの具体的な取り組みがあります。その施設見学も行いました。


そして、10月5日、フィールドワークで学習したことの成果発表として、未来を考えた「夢発見プロジェクト」「有識者とのディスカッション」プレゼンテーションが行われ、審査側として、出席させていただきました。

「次世代エネルギー」の観点だけでなく、観光・産業など、各自で興味を持った事例の発表をしていました。
(ここでは次世代エネルギーに関わる発表のみ、ほんの少しだけご紹介します。)

まず、チーム名を「次世代エネルギー課~鹿児島支部~」と名付けていました。
タイトル「甑島に新しい光を!」と題していました。
まず、日本の電気消費量・エネルギー自給率の課題を見つめ、「再生可能エネルギー」の「潮流発電」「風力発電」に着目。
そのエネルギーを使って甑島の橋をイルミネーションに。それを現在行われている断崖クルーズのコースとする。という提示・提案でした。(イルミネーション時間や料金なども設定されていました。)


エネルギーに関わる勉強に関心を持ってもらうことに関わることができました。
中学生のうちから、情報を手に入れること、そこからどう考えたのか、様々な観点からの問題解決力等様々な力が育まれているようです。