【こしき島「みらいの島」共同プロジェクト通信】
こしき島「みらいの島」共同プロジェクトで導入された電気自動車40台がどのような活用・情報発信をされているか、ご紹介する通信。今回は里支所です。
里小・中学校のグループ取材の続編!去る10月4日に「里味発見『伝』」発表会がありました。
そのご招待をいただき、拝見して参りましたので、今回はその様子をお伝えします。
この発表会は里町で行われている漁業、加工業、観光業、飲食業、福祉事業、エコ事業など、児童生徒が調べ学習をして学んだことを「伝」えるものでした。
エコ事業について調べたグループの発表内容をお「伝」えします。
◎風力発電では、メーカーの方が、年に1回点検をするほか、里の事業者が定期的に点検していることが分かりました。
◎最近甑島で走っている電気自動車は支所やいろいろな事業所で使われています。1回の充電が一時間くらいで終わると思っていたが、5時間くらいかけて充電しているようでした。
(※補足 電気自動車導入PRモニターの方に、貸与条件として、使用する本拠へ充電用200Vのコンセントを設置していただいています。そのコンセントからの充電のため、5時間ほどかかります。)
◎一人乗り用の電気自動車「コムス」は、支所や観光物産協会で活用されています。
観光物産協会では4台配置しており、観光客への貸し出しを行っています。
コムスには、デリバリー、ベーシックなど様々な種類があり、価格は大体70~80万円です。
◎浦内小跡地では、ソーラーパネルを設置し、蓄電池に関する世界初の実証実験を実施しています。
甑島でこのような珍しい事業を行っていることを初めて知りました。
◎地球温暖化が進む今、皆さんもエコについて考えてほしいです。
聞いている人のことを考え、わかりやすく発表されていました。
電気自動車含め、調べて分かったこと、驚いたことがたくさんあったようですね。
調べたからこそ、地球温暖化を進めないためにも、今一度エコについてみんなで考えていきたいという力強い言葉で締めくくられたのでしょう。
他グループの皆さんもそれぞれの発表を真剣に聴いている様子でした。
それぞれ里の産業について調べることで、里で働いている人のふるさとを大切にする気持ちを様々な観点から見つめ直す機会となった様子でした。