10/6は【株式会社日建ハウジングシステム 常務取締役(lid研究所 所長) 宇佐見 博之さん】【同 lid研究所 副所長 渋谷 篤さん】【同 lid研究所 副部長 古山 明義さん】に出演していただきました。

株式会社日建ハウジングシステムさんは、都市型集合住宅の企画・設計・監理及び調査研究の専門家エキスパートとして多くの実績を積み重ねて来られました。
日本におけるマンションの原型・プロトタイプを開発し、それ以降約10万戸を超える集合住宅を設計監理されています。
また、2016年1月にlid研究所を立ち上げ、従来の集合住宅の設計監理業務にとどまらない、新規ビジネスの創出に向けて様々な取り組みを行われています。

その約半年後、2016年8月4日に「竹でイエを建てちゃおう!プロジェクト」を発表しました。
このプロジェクト、最初から「竹でイエを作る」という大きなものではなく、「竹でインテリアを作る」というところからのはじまりでした。
ちょうどそのころ、日建ハウジングシステムさんの大阪オフィスを移転される時期と重なり、「そのオフィスを竹だらけにできないか」吉本興業さんと日建ハウジングシステムさんでお話があり、古山さんがリーダーとなり、「薩摩川内市の竹」のエントランスのオフィスができ上がりました。
ラジオではお見せできませんでしたが、こちらです。

そのエントランスはとても評判が良く、訪問された方が、「次のプロジェクトで竹を使いたい」という声も上がり、事業が進んでいるようです。

さらに、最近、日建ハウジングシステムさんでは、プレミアムフライデーにアフター5寄席をされました。

きっかけは2016年8月4日に「竹でイエを建てちゃおう!プロジェクト」を発表したときのことです。
高座はすでに作られて、そこでの発表だったのですが、
応援隊長の月亭方正さんが「(高座だけでなく)見台、ひざ隠しも竹で作ってもらえないですか。」と言われた宇佐見さんも「いいですよ。ぜひ。」ととんとんお話が進みました。
そこから日建ハウジングシステムさんと吉本興業さんで「オフィスで寄席して!」「いいよ!」「オフィスならアフター5ですね!」「プレミアムフライデーにいかがでしょう」という話も進み、ついに今年7月28日大阪オフィスにてアフター5寄席が開催されました。

当日、寄席の演者である月亭方正さんから「ほんとに作っちゃったんですか?」というお茶目な発言も出てきました。しかし、決めるところはキメる方正さん「思ったより重いな。うん、しっかりしていて頑丈。」と応援隊長らしい発言で締めくくるのでした。

7月の大阪の大成功ののち、東京で竹のお披露目も兼ねて9月29日東京オフィスにて第2回も行われました。
この効果により、日建ハウジングシステムさんのホームページのアクセス数も激増!

普段竹のエントランスの大阪オフィスで働く古山さんの体感として
「竹が周りにあると、心が落ち着きます。日本的で気持ちが良いです。」と精神面でより良い感じになるのだとか。
そして、竹炭・竹酢液のような消臭効果も物理的にあるとのこと。

一番最初は考えていなかった「タケでイエを作ろう」というところも「実はできちゃうな!」と実感されています。
柱やインテリアにはよく使われますし、CNF事業は、環境省委託事業に採択。CNFが使いようによっては窓などに利用できるのではないか、とプロジェクトを進める中で、お互いに理解を深めていきたいと思います。

今回のプレゼントはエコバッグでした。