8/18は【UDS株式会社 地域コーディネイト部 田尾 友輔さん】に出演していただきました。
田尾さんには現在、薩摩川内市スマートハウスのコーディネイターとして常駐し、施設のご案内や施設内でのイベントの企画や市民の皆様と対話を通して「まち」に対して新しいアクションを起こしていく活動を行っていただいています。
今回は、今年度の「フューチャーセンタープログラム」の第3回目を中心とした中間レポート。
「スマートナイトアカデミー」と称したワークショップについてのお話でした。
スマートナイトアカデミーでは、各回別々のワークショップを行っています。
第2回はテーマを「creative」とし、企画のコツを「パターン・ランゲージ」の手法に基づき、32パターンに分類し、具体的な事例とともにわかりやすく紹介した「プロジェクト・パターン・デザイン」の書籍より、各々チェックシートを記載、それをレーダーチャートに記入していきました。各々チャートと逆のチャートの方と自己紹介がてら解決策をお話したり、業種が違えど、わかりやすい形で、とても説得力ある掛け合いとなり、とても話が盛り上がりました。
「フューチャーセンター」とは 一言でいうと未来思考で対話し、変化を起こして行くための“場”のこと。
スマートハウスは、次世代エネルギー関連設備を見学していただく、モデルハウスであり、市民の皆さんで未来の暮らしを対話する場の機能も持っています。市民の方と主体的に実践的に地域に課題解決をしていくプログラムです。
今年度は「遊休資源をプロデュースしませんか?」というタイトルで行われています。
「遊休資源」とは、活用されていない、放置された資源のことです。
年間を通じて遊休資源を発見・プロデュースし、魅力づくりのための「モノづくり」にチャレンジしていきます。
第1回で遊休資源にどんなものがあるのか「竹」「芙蓉布」「入来カオリン」という資源を挙げ、商品開発する意義等を学びました。
第2回では、具体的な遊休資源を活用した商品イメージアイデアを想像しながら、理想の商品、課題、その解決方法・フューチャーワードを話し合いながら(付箋に書き、まとめて)、アウトプットしました。話し合ったグループで出てきたフューチャーワードを共有すると、竹を使ったイメージが多く提案され、大概、竹で商品製作する方向となりました。
そして、8/12(土)に行われた第3回では、前回でてきたフューチャーワードを参加者で商品イメージの絞り込みを行いました。
参加者が2グループに分かれ、フューチャーワードの中からスマートハウスにおける「竹」での商品開発の意義を意識しながら、各グループ3つに絞り込みました。その案を全体で共有後、それぞれグループで各1つの商品が絞られました。
そして、ラジオでご紹介したのが、「いまだけ(使い捨てバッグ)」と「すっぱだけ(お風呂セット)」を組み合わせた商品。
旅行・帰省客・ビジネス・バックパッカーなど身軽さを求めた観光客に対し、気軽に手を取ってもらいやすいバッグをイメージ。薩摩川内市の温泉街など鵜を想定し、お風呂セット(竹でできたシャンプーボトル)として売り出すことをイメージした。さらに、使用後、竹は燃やして竹炭にして畑の肥料としても使用でいるため、スマートな循環を意識した使い捨てという意味を込めたバッグ案でした。
第4回(9/10予定)では、さらに商品化に向けて、具体的なプロダクトに落とし込んでいくべく、イメージしている商品の竹の素材感を生かしたデザインイメージを固めていく予定です。
それから、8月27日にはチャレンジワークショップという形で、地域の方々からの持ち込み企画のワークショップが2本立てで行われます。興味のあるワークショップに、ぜひご参加ください。
2本ともフェイスブックから予約が可能です。
スムージーの参加希望の方は、「薩摩川内リバーフロントマルシェ」と検索、イベントページに「参加する」をクリック後、当日お越しください。
キャンドルの参加希望の方は、「薩摩川内市スマートハウス」と検索、イベントページに「参加する」をクリック後、当日お越しください。
フェイスブックを使用されない場合は市役所次世代エネルギー課(0996)23-5111(内線5522)までお問い合わせください。
プレゼントは、「8/27開催予定のワークショップで作成する(冷凍)スムージー」を5名様です!当選者の方には8/27以降お早めにスマートハウスまで取りに行っていただきます。