8/4は【九州電力株式会社 エネルギーサービス事業統括本部 企画需給本部 イノベーショングループ副長 川越 英文】さんに出演していただきました。

九州電力さんと薩摩川内市とでは次世代エネルギーの普及拡大に協力し合って、度々情報提供等しています。今回は甑島リユース蓄電池実証事業について、担当のイノベーションについてのお話です。

甑島リユース蓄電池実証事業は住友商事さんと行っているリユース蓄電池を活用した接続環境整備のためのモデル事業です。島内の再エネ出力を安定化させる世界初の実証です。九州電力さんは、技術的な面で参加していただいています。今は「実証事業」ですが、今後「事業」としていくためには制度やルールが必要です。それを検討・研究・協議し、仕組みづくりを行っています。
東日本大震災後、再生可能エネルギー・電気について、国民全体でも意識が変わってきました。
システム改革という点でも安定供給の確保をするため、電力会社間の協力や、電力自由化制度に移りました。

電力自由化制度は、これまで一般電気事業者に認められてきた地域独占の制度を改め、原則すべての者がすべての地域で電気の小売をすることが可能になったのです。
その結果生まれたのが、電気事業におけるライセンス制。 簡単に説明すると、『小売』『送配電』『発電』といった事業類型ごとに新たにライセンスを付与する制度です。

いろいろな会社が電力を発売できるようになり、九州電力さんも電気を新たな価値を創造する(生み出す)ことに努められています。

また、川越さんの専門が「配電」とのことでしたので、鹿児島市出身のパーソナリティ松元さんは「地下配線」の地域についての質問も。
鹿児島市には県庁付近が地下配線になっているようですが、今後も広がっていくようです。ちなみに、薩摩川内にも駅前西口の大きな通り、3号線は地下配線になっています。

夏真っ盛り、台風は過ぎましたが、今後も来る恐れはあります。
そういう時に倒木などがおこり、電線が切れているなど異常を見つけたら、触らず最寄りの九州電力営業所(川内営業所は0120-986-802)までご連絡をお願いします。その影響で停電などが起こった場合、迅速に復旧するためにはどこ(の電線)で何が起こっているのかを把握することが重要だからです。

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