次世代エネルギーとは
薩摩川内市は東シナ海に面することから海洋エネルギー活用の可能性にも着目し、従来の再生可能エネルギーに加えて、未利用の海洋エネルギーを含めたものを次世代エネルギーと呼んでいます。
その上で、薩摩川内市が抱える様々な問題解決のため、次世代エネルギーの作り方や使い方を研究しています。また、薩摩川内市は長年にわたり、基幹エネルギーの供給地としての役割を果たしてきたことから、エネルギー関連の設備、人、さらには市民のエネルギーに関する高い意識があります。
これを踏まえ、次世代エネルギーの運用と既存エネルギーの賢い使い方にも注目しています。
薩摩川内市が次世代エネルギー導入を通じたまちづくりに取り組む理由
薩摩川内市は10年から20年先の豊かな社会生活の実現のために様々な次世代エネルギー政策に取り組んでいます。
経 緯
薩摩川内市には、火力発電所(2基)及び原子力発電所(2基)が立地し、これまで長きにわたり基幹エネルギーの供給地としての重要な役割を担ってきました。 2011年3月に発生した東日本大震災、及び、福島第一発電所事故を契機に、我が国のエネルギー政策を巡る動向は新たな展開を迎えようとしています。 このような状況の下、本市が持続的経済発展を達成するため、我が国のエネルギー産業分野において技術及び知見を有する市内外の企業等と協力し、従来の「エネルギーのまち」を発展させた、「次世代エネルギーを活用したまちづくり」を官民一体となって取り組んでいく必要性があります。
なぜ今、取り組みを行うのか
新しい国のエネルギー政策を踏まえ、私たち薩摩川内市民がエネルギー社会において最大限のメリットを享受するためには、次世代エネルギー社会の実現にむけた早急な取組環境を整える必要があります。 次世代エネルギーと他分野(コミュニティ、保健福祉、産業振興)の施策を連動(1粒で2度おいしい施策!)させることで省コスト・省エネルギーで政策の実現が可能となります。そのためにも市民の皆様、本市と関わりのある方々や各企業のご理解・ご協力が不可欠です。 薩摩川内市は10年から20年先の豊かな社会生活の実現のために様々な次世代エネルギー政策に取り組んでいます。
薩摩川内市が考える エネルギー社会の未来像
次世代エネルギーを形づくる技術やシステム
次世代エネルギーの技術や地域でエネルギーを有効活用する次世代の社会システムについてご紹介します。
スマートコミュニティ
次世代の社会システム
再生可能エネルギーを活用しながらエネルギーの消費を最小限に抑え、地域でエネルギーを有効活用する次世代の社会システム。それがスマートコミュニティです。
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