9/30は【新エネルギー対策課 課長 山口 誠】が出演させていただきました。

今回で、5回目の出演です。

今回は新エネルギー対策課設置5年間についてお話させて頂きました。

新エネルギー対策課は今月で、設置から6年目に突入しました!
新エネルギー対策課は、平成23年10月1日に設置されまして、対策監+3名の職員の4名でスタートしました。
6年目の体制は、対策監+職員7名の8名体制になっています。設置当時の、2倍になっております。

平成23年10月に課が設置されてから、関係省庁・関係企業への意見交換(約百団体・4千人)や地元各種団体との意見交換などを実施するなど東奔西走されて、平成25年3月に、「次世代エネルギービジョン」及び「行動計画」を策定し、その実現に向けて、様々な事業に取組んでいます。

次世代エネルギービジョン(未来像-10年から20年後の「ありたい姿」)の具体的な取り組み策として、
「行動計画」を策定してあり、全体を「市民生活」「産業活動」「都市基盤整備」に分類し、テーマ毎に事業に取組んでいます。
平成28年度の当初からは、23の事業に取組んでおります。

例えば、「エネルギーの使い方に着目した高齢者等への生活支援サービスの実現」については、見守り支援サービス実証事業に取組んだり、「エネルギーの使い方にも配慮した生活様式の確立」では、スマートハウス(モデル)を建てたり、
「エネルギーの市民意識の向上」では、毎年2月に「次世代エネルギーフェア」を開催したり、FMさつませんだいで、この番組「おはよう次世代エネルギー」を、平成26年4月から毎週金曜日(8時から30分間)に放送させていただいて、
職員や次世代エネルギーの関係者に出演いただき、次世代エネルギーの普及啓発・導入拡大に取組んできました。

その他にも、総合運動公園の防災機能強化のために太陽光発電の設置や、蓄電池を設置予定であったり、
川内駅に太陽光発電や、風力発電、蓄電池を設置したり、照明のLED化を図ったり、
東郷町藤川の小鷹では、日本工営様と小水力(らせん水車)を設置したり、
甑島では、旧浦内小学校で、リーフの電池を再利用した、蓄電池の実証を住友商事様と九州電力様のご協力を頂いて行っており、
施設の防災機能の強化であったり、低落差でのらせん水車による発電の実証であったり、リユース蓄電池の実証であったりを行っています。
また、地方創生の取り組みとして、市内の企業の18事業者と2学の産学官連携で「メイドイン薩摩川内独立電源型LED灯」(通称:スマコミライト)の高付加価値化や高機能化の実証を行って販路拡大を図る取組や、
昨年7月に設立した、「薩摩川内市竹バイオマス産業都市協議会」の取組を行っておりまして、地域の資源でもあり、課題でもある「竹」に注目して、地域の振興を図る取組を行っています。

今後も、平成25年3月に策定した「次世代エネルギービジョン」及び「行動計画」をの推進を図って、次世代エネルギーの普及啓発や導入拡大を目指して、また、市民の方に、既存のエネルギーも含めたエネルギーの理解いただき、次世代エネルギーの作り方や使い方を考えていただけるような取組を進めて行きたいと考えています。

竣工して2年経過した、スマートハウスについてです。
スマートハウス(モデル)では、次世代エネルギーに関する具体的な設備等を市民の皆様に提示し、意識啓発を図ることを目的に建設したもので、市民の方に次世代エネルギーに関する様々な設備の見学に利用いただいておりまして、平成26年10月1日に一般公開以来、8月末まで、7,077人の方にお出で頂いております。

スマートハウスは、見学・視察等でおいで頂いた方に、創エネ・蓄エネ・省エネを体験してもらう見学施設として活用しており、また、来館者には、次世代エネルギーの学習をしてもらっており、来館者には大変良い評価を頂いています。
また、市民参加型の対話の場としての活用により、次世代エネルギー等を活用した新しい生活スタイル等を模索するワークショップ等の市民の集いの場としても活用していきます。

今後の取り組みについて
スマートハウスは、これまで同様、次世代エネルギーの普及啓発や新しい生活スタイル等を模索するワークショップ等の場としても利用していただきたいと思っていますが、
新たな取組として、企画運営等を行って頂いている、UDS㈱様からの提案で、「ボードゲーム部」を設立して、希望された市内の高校生を中心に、薩摩川内市のエネルギーボードゲームの作成を企画されております。

今後も、現在の取組を中心に、次世代エネルギーの理解に繫がるような、取組を考えて行きたいと思っています。

リスナープレゼントは、「新エネ課セットにエネゴリくんタオルをお付けしたセット」を3名様です!!ぜひご応募ください。

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