平成29年一発目、1/6は【新エネルギー対策課 課長 山口 誠】が出演させていただきました。
今年は、酉年ということで、次世代に向かってますます、躍進できるような年にできればと、思いを新たに進んでいきます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

今回は、新エネルギー対策課の取り組みについて、今年の抱負をお話させていただきました。
まず、昨年同様に、実現した施設・設備に関して、維持・管理・発展をさせ、新たなエネルギーの利活用の方法を市民への普及・拡大を進めていくこと。と同時に、「エネルギーが処方箋」=「地域の課題を解決する方向策」として、進めていくこととしている「夢の新素材」と言われる、セルロースナノファイバー略して「CNF」と言われる素材の利活用をしていきたいと思います。「竹バイオマス産業都市構想」を推進していく中で、新規の事業が起こる事に繋がったり、雇用の拡大になるように進めていくことが重要な年となってくると思っています。

これまでハード事業の面では、
○運動公園の太陽光発電設備で、市内最大の避難所であるアリーナの防災機能の強化の為の設置
○川内駅の防災機能強化のための駐車場に屋根を設置しての太陽光発電設備の設置や風力発電、蓄電池の設置や照明のLED化
等を進めてきました。
台風などの防災機能として「次世代エネルギー」の特長でもある身近な資源で自ら発電すること、その発電された電気を蓄えることを活かし、万が一の最低限の電気の供給ができます。

また、スマコミライトの関係もあります。「メイドイン薩摩川内独立電源型LED灯」の商標登録名です。
そして、このスマコミライトの販路開拓のために、高付加価値化・高機能化を目指して、検討・実証をしております。市内に9基設置して、色々なセンサーや機器を設置してデータを取得したり、見守りの実証を行ったりしています。
また、新たな機能の付加のためにアイデアを出し合って、検証・検討をしているところです。
市内外全体として、最初は12か所120基、平成26年度に122基、平成27年度27基の設置しました。平成28年度は59基の設置を予定しています。

ハード事業だけでなく、ソフト事業としては、FMさつませんだいのこの番組で、平成26年4月から毎週金曜日の8時からの「おはよう次世代エネルギー」通称「おはエネ」です。毎週次世代エネルギーに関係の深い市内外の事業者の方にお話をいただいています。
また、本年も、2月の25日・26日に次世代エネルギーフェアを予定しています。第4回目の開催になります。
そして、スマートハウスでのワークショップの開催を通じて、次世代エネルギーの理解促進・普及拡大に努めて来ました。
今後も、市民の皆様の、次世代エネルギーへ関心を高めていただき、普及の拡大に繋がるよう努めていきます。

今後の取り組み「竹バイオマス産業都市構想」について
平成27年7月に設立した「薩摩川内市竹バイオマス産業都市協議会」の五つの分科会の運営を軸として、地域の課題であり、地域の資源である「竹」を利活用して、上流側の山の問題(担い手不足・鳥獣被害)解決や下流側の産業の振興や雇用の拡大に、エネルギー利用も含めて構想を進めいくこととしています。
また、「夢の新素材」言われる、セルロースナノファイバー(CNF)の製造が、本年の6月から中越パルプ川内工場で予定されていることから、CNFを原料とした、製品の開発や事業の起業の助言・協力を行い、竹CNFを原料とした、新たな産業の創出に繋がることで、竹バイオマス産業都市構想が進んでいくことにつなげたいと考えています。

今後の新エネルギー対策について
「次世代エネルギーを活用したまちづくり」は、本市にとって重要な課題の一つですので、昨年度同様、本年度も色々な事業を進めていくこととしております。たくさんの事業を進めるには、チームとしての協力が必要であり、チームワークよくことにあたることが大事になってきます。自分の仕事をしっかりやりながらチームとしての成果につながるようにすることが大事だと思います。今後もチームワークを大事に、仕事を進めていければと思っています。

リスナープレゼントは、「新エネルギー対策課セット」を3名様に。多くの皆様の応募をお待ちしています!